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テレビ視聴のための無線ランの使用上の課題は? [テレビ]

いわゆる光テレビなるものは、通常、家庭内で光インターネット回線から無線ランでテレビ放送の映像・音声信号を飛ばして、各部屋で受信するのが一般的だと考えられます。長いランケーブルを部屋中に引っ張りまわすことは考えられません。この回線は、本来は高速の5GHZ帯域の高価な機器を必要としていますが、廉価版の無線ラン機器、ゲーム機・PCの無線ランで使っている規格の無線ランの親機や子機を購入して接続すると、お互いに電波の干渉を起こして、テレビが停止したりインターネットがアクセスできなかったりします。やはり、テレビ専用の5GH帯域の親機と子機を購入して、しかも、ルーターとの間には高速のスイッチングハブを入れて従来の2.4GHの無線ランと共存させなければなりません。このことで、やはり、機器の値段は合計2万円以上はかかりますし、通信会社から借りるチューナー代金は毎月600円ぐらいは必要でしょう。

 こういう費用は隠れた費用なので、ケーブルテレビの場合の毎月の費用がそれ以上かからないのとは大違いです。ですから、2年間半額割引だとか、そういうキャンペーンを行っているのは、ルーターのある部屋にテレビを置いている場合はありがたいことですが、そうでない場合は、2年間は毎月1000円余計に費用がかかっているのと同じになりますから、そんなに安くはならないのです。また、インターネット回線を利用している関係上、混雑時には、当然、テレビ画像は固まりますので、マンションの屋上にBSの共同アンテナを設置している私のマンションのように、時々天候によってテレビ画面が見えなくなる問題と、さして変わらないものと思われます。

 ですから、拙宅のように時々光回線が切れるような場合は、テレビはやはり、できればインターネット回線の混雑に左右されないケーブルテレビ方式の方が安定していますし、その場合も、BS放送はばら売りのスカパーの方が1~2チャンネルだけならばずっといつまでも割安です。光テレビのメリットは、多くのチャンネルを見たい人に最適だということと、回線速度の速い一戸建ての場合は有利だということですから、人それぞれ自分の住環境に合わせて何が最高のテレビ視聴環境かを選べばいいと思います。したがって、誰にでもあてはまる正解は別に存在しないと思われます。


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